Denjiha
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電磁波の怖さを知ることが大事

強力な電磁波の集中的な被曝は、明らかな症状が出るので、その原因は電磁波であると判明する。しかし私たちの生活に関する電磁波被曝のほとんどが、長期に渡る微弱な電磁波の被曝です。そのため、見過ごされるような慢性的な症状に現れてきます。このような場合、原因が電磁波の被曝であるとだれも気づきません。ところが、様々な電磁波障害の原因が人類全てに関わる『生活習慣病』を惹起させるものです。


電磁放射線の知識がないと「子どもの不調に気づけない」

保護者である大人に、電磁放射線に関する知識がなければ子どもたちの「電磁放射線による不調」に気づけない。子どもたちの電磁放射線被曝が表面化したところは少ない。問題が表明化したのは、子どもたちの不調を電磁放射線との関連で理解できる保護者や施設関係者がいたところだけ。


携帯基地局による電磁波汚染

「全保育施設にPHS設置」 2013年2月9日 朝日新聞
「全保育施設にPHS設置へ」「東村山市、緊急時用に」
2月8日、「市内にあるすべての保育関連施設80か所に、東日本大震災時にも通信状態がよかったPHSを1台ずつ設置する計画」 PHSに使われている電磁放射線の周波数は1.9GHz(ギガヘルツ)(波長約16㌢)。1秒間に19億回振動する波だ。保育園は0歳児から5歳児までが半日ちかくを過ごす場所で、「お昼寝」も多い。敷地内に基地局を建てることは、その柔らかい脳に、至近距離から四六時中、電磁放射線を浴びせることになる。


「規制」にならない日本の極低周波規制値

兜道則(国立環境研究所主席研究官・当時)らは、次のように指摘。
「子ども部屋の平均磁界レベルが4mG以上だと、1mG未満の子どもに比べて、小児白血病の発病率が2.63倍に増加する」
「急性リンパ性白血病に限ると、発病率は4.73倍になった」

以上の研究などを考慮すると、日本の低周波(極低周波)の磁界基準値「200μT(2000mG)以下」というのが、いかに規制からはほど遠い数値かということがわかる。
欧州の多くの国が、日本よりも厳しい(2分の1の値)100μT(1000mG)にしているが、さらに厳しい値を定めている国もある。

心不全・不整脈は電磁波障害が影響している。

心臓は電磁波の影響を最も受けやすい臓器の一つです。
心臓の起電力は超微弱です。それなのに、それよりも数百倍も大きな電力をもつ携帯電話を胸ポケットに入れておくと心臓が弱くなり、不整脈が出やすくなる可能性があります。






免疫力低下やうつも


「CASE:34年来の不眠やうつ病が電磁波対策で治った」
34年来、不眠でうつ病にもかかっている男性の患者さんが来院しました。
私は脳の周辺に溜まった静電気や、頭の近くに置いた携帯電話などから発せられる電磁波が不眠やうつ病の原因になると考えて、耳にダイオードで作った耳栓(独自開発で頭蓋内に溜まった静電気を体外に流す働きをもつ)を入れてもらいました。
さほど期待はしていなかったのですが、1週間後には、「すっかりよくなりました」とお礼を言いに来られました。それ以後、この方は睡眠薬なしで熟睡でき、抗うつ剤がなくてもうつ病の症状が出なくなったと言います。
電磁波の影響を取り除くと、うつ病、不眠の人たちのうち多くの人が改善するか、治ります。こんなにも効果が出るものかと私自身が驚いているほどです。
日本は自殺の多い国ですが、自殺にも電磁波が絡んでいるのではないかと私は考えています。

※心と体の不調を改善する電磁波ケアブック(丸山修寛著/徳間書店)より